TOP HOT NEWS PROFILE WORKS 地域づくり 木質建築の開発 環境建築 COLUMN
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   COLUMN 02
01
断層を避け、谷を単位とした水系保全型開発
02
凍結深度と基礎断熱
03
床暖房と木質フローリング
04
開放的で透明な空間を木サッシで創る
05
エンジニアリングウッドの可能性
06
内断熱の失敗
07
外断熱工法の効果
08
木構造による軽い屋根表現
09
風化させるな環境問題
10
サスティナビリティ
11
個の尊重
12
汐留都市再開発での都市デザインの欠落
13
東京の空の不思議
14
すばらしい春秋空間は不快な夏冬を超越できるか
15
だれがデザインの責任を負うのか(第三者監理の課題)
16
吉武研究室での刺激的時間
17
風景を凛と引き締める屋根
18
木造の第五世代
19
現代の職人
20
ASIA WEEK
島塚 容子氏
凍結深度と基礎断熱

 寒冷地での凍上については十分な注意が必要である。凍結深度を調べ、その対策を検討しておくことが望まれる。一つは凍上による破壊を避けること、第2に床下からの熱の放散を防ぐことである。

 1,000m、氷点下15℃以下の年も多い厳寒の村である。寒いため雪は細かく、風に飛ばされる。中心部でも雪は水平に走り積もらないが、路面や樋などが日中の融氷融雪と夜間の再凍結によって破壊される。凍結深度は80cmであったので、外部回廊や中庭には1,000mmの深さを砂利と砂に置き換え、建物部には1,200mmの地中梁を内外100mm厚の発泡スチロールでくるみ、スラブ下にも敷き込んだ。通常は建物外周から約1mより内側は地熱があるため断熱の必要は無いとされているが、床暖房を行うことと零下15度にもなる厳寒の風土を考えるとすこし慎重すぎるとはいえ、すべてに厚い断熱材を敷き込むべきだと判断した。通常の35mmでは施工時に作業員の歩行で割れることも心配であった。

 特に犬走り下部の地中梁外側は最もヒートブリッジに成りやすい為、断熱材を忘れてはならない箇所である。ここでは24時間型床暖房により、暖かい朝を過ごしている。

浪合フォーラム全景
「エコマテリアル百話」掲載0108 / 写真:堀内広治
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